こんにちは、Makiです!
セルフカラーしたいけど「美容師さんは、やっぱり嫌がるかな?」や「嫌がられそうで、美容室行きにくいなあ〜」など、気になることもありますよね。
そんな疑問について、美容師歴20年の元美容師がお答えます!
セルフカラーしてみたいけど、美容師が嫌がるカラーは?
白髪染めはどうなの?
白髪染めをされてる方は3週間くらいで気になってくる方が多いと思います。
全般的に言える事ですが、白髪染めは特に既に染めた髪の毛(既染毛)にはカラー剤が付かないように気をつけましょう。
既に色素が入ってる髪の毛に、更に色素が入り、どんどん濃く黒くなっていきます。
白髪染めをセルフカラーされてる方の大部分の方が、根元が明るいのに毛先が真っ黒です。
何度も白髪染めで染まった黒髪は、明るくするのが本当に大変なのです。
ブリーチ剤を使用しても、ハイトーンにするのは難しく、何度もブリーチが必要となりダメージへ繋がります。
ハイダメージは、カラーチェンジや、パーマなどの妨げとなってしまいます。
オシャレ染めだったら大丈夫?
オシャレ染めは明るさによりますが、黒髪の色素を抜く力が強く、カラー剤に入ってる色素が少なめです。
そのため白髪染めほど、既染毛にカラー剤が付着しても暗くなり過ぎることは少ないですが、黒髪の色素を抜く力が強いためダメージは進みます。
何度もカラー剤が付着した毛先はハイダメージとなり、色素をとどめておくことが出来なくなり、カラー後もすぐに明るくなりやすくなってしまいます。
オシャレ染めとはいえ、色素は入っているので、既染毛に付着すると暗くなり俗にいう根明と呼ばれる仕上がりになります。
美容師が嫌がらないセルフカラーのコツ
白髪染めの時のポイント!
最近便利な泡タイプのホームカラー剤。
しかし、根元だけうまく染めることはとっても難しいです。
それでも、ハケを使ってクリーム状のカラーは難しそう。。とお考えの方は、なるべく浸透しないように防御しましょう。
ヘアオイルやコンディショナーでダメージ部分に油膜を作り、カラー剤が浸透しにくいようにします。
もちろんクリームタイプのカラー剤を使用するときも、ダメージがある方にはおススメします!
また、生え際などの髪の毛にファンデーションや日焼け止めがついてしまってると、同じように染まりにくくなりますのでご注意を。
美容師が嫌がらないオシャレ染めのコツ
根元の長さがどの程度伸びてるかにより、カラーを塗る順番が異なってきます。
地肌に近い根元は熱が伝わり明るくなりやすい、頭皮が肌色のため、明るく見えやすいです。
自毛が3~4cm以上伸びてるときは、根元を1cm程度あけて、中間部分を塗っていきましょう。
根元にカラー剤が付きにくくするために、カラー剤を少なめに塗ることがコツです。
中間部分を塗り終わったら、5〜10分時間を置いたら根元を塗りますが、その時にムラになりにくいよう最初に塗った中間部分にもカラー剤を伸ばします。
その後、カラー剤に記載にある時間をおきますが、毛先が明るくなり暗くしたい場合にカラー剤を塗る場合は、染める時間の10分前くらいに毛先に塗りましょう。
カラー剤に記載されてる時間を置いたら、いよいよカラー剤を流します。
最初はいきなりシャワーで流さず、オイルクレンジングと同様の乳化することが必要です!
白髪染めはフェースラインが特に落ちにくいので、特にしっかり乳化しましょう。
まとめ
・既に染まっている髪の毛にカラー剤がつかないように気をつけましょう!
・毛先がハイダメージの場合は、ヘアオイルやコンディショナーなどを塗布してダメージを防ぎます。
・染める時間はカラー剤の指定を守りましょう。染まりにくい方もプラス10分程度が目安です。
・おしゃれ染めで3〜4cm以上伸びてる場合は、一度に塗布せず中間→根元と分けて塗布します。
・毛先も染める場合は、放置時間の10分前くらいに塗り始めるのが目安です。
・カラー剤を流す時は必ず乳化をしてから流しましょう!
セルフカラーをされる際にダメージや、暗くなってしまった場合は美容室でも修正が難しく、その後の希望の色味や明るさに仕上げることが難しくなることを念頭に置いていただくと良いですね。
最後に乳化はどうやってするの?
オイルクレンジングの乳化と要領は一緒ですが、一気にお湯をかけず、まずは手を濡らし少量のお湯を髪の毛になじませます。
その後、頭皮から綺麗にカラー剤を流すためにカラー剤で頭皮を優しく揉み込んでから、シャワーで流しましょう!
以上を参考に、セルフカラーにチャレンジしてみてください!
次回はキッズカットについてお話ししていきたいと思います。