こんにちは!Makiです。
セルフカットや、お子様、ご家族のカットので揃いすぎてしまった!
どうしよう?美容室行くべき?と悩むと思います。
美容室は最終手段ですが、その前に分かりやすく解説しますので是非参考にしていただきたいです。
セルフカットで揃いすぎてしまった時の手直し術
慣れるまではセニングバサミを使おう
揃いすぎてしまった場合の手直しで一番簡単なのはセニングバサミ(すきバサミ)を使う方法です。
- まずは前髪の中程を左手人差し指と、中指で前髪を挟みます。
- そして軽く持ち上げます。
- おおよそ˝おでこから指1本〜2本程度上げる˝を目安にしてください。
- セニングバサミを中程から毛先の間に縦に入れ、まずは1度切ってみてください。
お持ちのセニングバサミにより、すける分量が違いますので、はじめは一度切る度に確認することをオススメします。
※前髪を持ち上げすぎて、セニングバサミを入れると表面だけ切れてしまいます。
また、セニングバサミが縦の状態であまりにも切れない場合は、少しづつ斜めにしていきましょう!
横になればなるほど、セニングバサミのカットラインが際立ってしまいますので、少しづつがポイントです。
セニングバサミで手直しが一番簡単でお手軽ですが、切った箇所から均一にすけてしまうので、0度の角度で切ったり、カットラインと並行(真横)にセニングハサミを入れすぎると、毛先がフリンジにようになってしまいますので注意が必要です。
同じ箇所にセニングを何度も横入れると↓のフリンジのように毛先だけスカスカに
慣れてきたら、普通のハサミで毛先をぼかす方法も参考にしてくださいね。
この後は前髪セルフカットの手直し上級編です。
ハサミで毛先を調整に挑戦
- 基本的にはセニングでぼかすのと流れは一緒です。
- 前髪の中程を左手人差し指と、中指で前髪を挟み、軽く持ち上げます。
- ハサミを縦に入れますが、セニングバサミの時よりも更に縦にして欲しいです。
- そして、最後までハサミを合わせない!ゆっくりと切り進めていき、どの程度切れるか確認しながら切っていってください。
- たくさん切れすぎると穴(隙間)が開いてしまいます。縦すぎるとほとんど切れない時もありますが、切れない場合は気持ちハサミを斜めにしてみてください。
持ち上げると、カットラインをぼかしやすいので、必ず持ち上げましょう。
そこで持ち上げる角度について
先ほどと繰り返しとなりますが、おでこから指1本から2本分くらい目安です。
持ち上げれば持ち上げるほど、表面の毛がたくさん切れます(表面に短い毛が多くなる)。
前髪を深くとってる時は尚更です。
そしてハサミの角度はこれくらい縦↓
前髪が揃ってしまう原因
前髪は第一印象を左右すると言っても過言ではないです。
鏡を見ても、ご自身でも見える箇所なので他の箇所より気になって当然です。
前髪を持ち上げず真横にハサミを入れてしまった。
オデコに対して0度の角度で切ると、段(レイヤー)がつきません。
0度というのは、オデコに沿っていて持ち上げていない状態です。
そのためハサミを横に入れてしまった場合は、分量やクセの度合いにもよりますが、ハサミを入れたままのカットラインがはっきりと出ます。
これが「揃いすぎてしまった!」の原因です。
重めのパッツン前髪を目指すなら、この切り方が1番です!
しかし、パッツンにしかった訳ではない・・という場合は修正必要ですね。
パッツン前髪にしたい時!
0度のまま、コームで前髪を上から下へときます。
毛先までとききらず、切りたい長さの1cm~2cm上を目安ににコームで押さえたまま、右側から肘とハサミが直線になるように(肘をあげる)ハサミを入れます。
腕とハサミを直線にするのがまっすぐ切れるコツです。
前髪のカットについての記事もアップ予定です
セルフカットの手直しためのポイントと注意点
ちょっとだけおまけです!
ハサミの使い方
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、ハサミを動かすのは親指のみなんです。
慣れるまでは難しいですよね。
コツは特になく、正直練習あるのみです。
でも、両方動かしても切れない訳ではないですが、親指だけの方が支点が決まってまっすぐキレイに切れに切れます✂︎
✂︎揃いすぎる前に✂︎
揃ってしまった!その前に!
初めから軽く持ち上げ、ハサミを斜めにギザギザに切っていくと揃いにくいです。
セルフカット中に気をつけて欲しいこと
鏡ばかり見ると距離感が掴めず指を切ってしまう可能性が高いです。前髪ならば、時々鏡を見て、直接手元を見ながらカットするのが安全です。
まとめ
- 前髪が揃いすぎてしまった時は、セニングバサミやハサミは縦に入れよう。
- おでこから指1本から2本分程度持ち上げよう。
- セニングバサミはどの程度切れるか確認のため、1度切ったら確認しよう。
- 毛先のぼかしが物足りない時はハサミの角度を少しづつ斜めにしていこう。
- 鏡を見過ぎず、目視でも確認。
- ハサミを利用する時は、最後までハサミを合わせる前に確認する。
今回は前髪に重点を置いてお話ししましたが、基本的にはどの箇所でもぼかすテクニックは一緒です。
襟足や耳周りやロングヘアの毛先などですね。
もしもショートだった場合の襟足はなかなか自分では難しいです。
その場合は潔くセニングバサミを使いましょう!
ミディアムより長い場合は、ある程度後ろから前の方へ髪の毛をもってこれるので、セニングバサミ、ハサミのチョイスができますね。
セルフカットが全く初めての場合は、まずはセニングバサミで毛先の調整に挑戦してみてください。
セルフカットで困った時や揃いすぎてしまった時、お子様やご家族もカットの際のご参考になればと思います。
次回は多毛さんのボリュームダウンについてです!